株式会社ワールドスケープは創業10年となる本日2021年2月3日に、代表取締役の交代および新取締役の就任の内定についてお知らせいたします。どちらも来月開催予定の株主総会にて承認される予定です。

代表取締役交代および新取締役就任の概要

氏名:齊藤 涼(さいとう りょう)
新役職:代表取締役
旧役職:取締役

 

氏名:海保 堅太朗(かいほ けんたろう)
新役職:取締役
旧役職:代表取締役

 

氏名:佐藤 伸之(さとう のぶゆき)
新役職:取締役
旧役職:なし

旧代表・海保けんたろー謝辞

 

本日2021年2月3日は、我々が株式会社ワールドスケープを創業してからちょうど10年となる、特別な日です。

 

「実力があるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」というミッションを掲げた何も知らないバンドマンたちが、あらゆる壁にぶつかりながら、多くの人に助けられてこれまでやってくることができました。
これを読んでくださっている、あなたのおかげです。本当にありがとうございます。

 

この度、私のわがままで代表取締役を降りさせていただくこととなりました。

 

代表として黒字化と成長を実現し、「お金が循環しながらミッションに向かえる組織と仕組み」を作ることはできたと自負しています。
しかし一方で「ミッションを実現できた」と言えるところまでたどりつけなかったのは紛れもない事実であり、これはひとえに私の力不足だと認識しています。
株主、役員、従業員、取引先、そして当社サービスをご利用くださっているアーティストやそのファンの皆様に深くお詫び申し上げます。

 

このワールドスケープという船は、これからもミッションに向かい続けます。新しい体制になることによりきっとこれまでより力強く、スピードアップすると信じています。

 

新代表の齊藤は元々私のバンドメンバーであり、この会社の共同創業者でもあり、もはや人生のパートナーと言っても良いような人物です。
これまでワールドスケープの意思決定に重要な影響を与えてきただけでなく、現役のプロ作曲家でもあり、天性の愛されキャラでもあります。
彼こそがこの船を正しい方向に導き続けてくれる、これ以上ない適任であることに間違いはありません。

 

そして今回新たに取締役となる佐藤は、ビジネス経験ゼロのバンドマンとして2017年に入社してから目覚ましい成長を遂げ、今やワールドスケープの経営に関わるにふさわしい実力を持った人物です。
きっとこの船を、誰よりも強い力で漕ぎ続けてくれることでしょう。

 

私は取締役として引き続きワールドスケープのミッション実現をサポートしつつ、並行して音楽ビジネスに限らない、新たな起業の準備をさせていただくこととなりました。

 

これからのワールドスケープにこれまで以上にご期待いただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

新代表・齊藤涼ご挨拶

 

海保と出会って一緒にバンドを始めたときから、早いもので18年になります。

 

10年前「アーティストにとってこういうサービスがあったら理想だよね!絶対使うのに!」と僕らが思い描いたサービスのイメージがありました。でも世の中にはまだなかった。

 

ないのなら自分たちで作ってしまおう、それが「Frekul」の原型であり、そのために会社が必要だよね、と作ったのがこの株式会社ワールドスケープです。

 

その後、時代の流れもあって様々なサービスを作り、終了し、また作りといった変遷の中でも、なんとか止まらずに走り続けてこれたのは、海保をはじめ弊社のメンバー、関係者・お取引先の皆さま、そしてなによりFrekulアーティストの皆さまのおかげであることは疑いようもありません。

 

そしてこの創業10年の節目で海保が代表を降り、次なる挑戦に向かう決断をしました。
長い時間を共に歩んできた、まさに相棒とも言える存在の海保が、個人的に人生をかけて達成したい目標を持っていることも常々聞いていました。
それだけに彼の決断、そしてネクストチャレンジを全力で応援したい!という気持ちもあり
私、齊藤が2代目代表取締役に就任させて頂くことになりました。

 

この新体制で、ワールドスケープが掲げているミッション「実力があるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」の実現へ向けて、さらに力強く走り続けていきたいと思っております。

 

私個人の話としては、いままで弊社の経営方針を海保と共に舵取りしつつ、並行してバンド活動・作曲家活動も行ってきました。そのため、アーティストの皆さまの大変さ、悩みなども自分ごととして感じています。

 

音楽活動は楽しいことばかりではないですよね。
この部分は自分がやらなくてもいいことだから誰かにお願いできたらいいのに…ということや、アーティスト活動を行う上で直面する問題は想像以上に多くあります。

 

そんなときにワールドスケープは
「アーティストにとってこういうサービスがあったら理想だよね!絶対使うのに!」と
皆さまに思ってもらえるような存在になることを目指していきます。

 

アーティストの皆さまがより音楽に集中できる環境を作り出せる一助を担えれば幸いです。

 

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

●齊藤涼 プロフィール

もんじゃで知られる東京・月島生まれ。
2001年よりバンド「メリディアンローグ(現:SONALIO)」のボーカル・メインソングライターとして活動。
2011年にバンドメンバーの海保・長田と共に株式会社ワールドスケープを設立後、取締役として長年、経営方針の決定に携わる。
2016年からは作曲家としての活動も開始し、メジャーアーティスト・アイドル、CMソングなど多方面に楽曲提供。

新取締役・佐藤伸之ご挨拶

 

海保けんたろーとの出会い、そしてワールドスケープへの入社で僕の人生は大きく変わりました。
沢山の大切な事を教わり、多大なる恩があります。

 

これまでも本気でミッションに向かって必死に突き進んできましたが、
今回新たに取締役となることで、”経営に携わる人間”としての自覚と責任を持ち、斉藤新代表を全力でサポートしていきたいと思っております。

 

現役のバンドマンであることを武器に、誰よりもアーティスト目線で、
この10年で海保が作り上げたワールドスケープを更に拡大し、より一層ミッションの実現に貢献していく決意です。

 

●佐藤伸之 プロフィール

10代からバンド活動を行い、現在は実の四兄弟ロックバンド「SaToMansion」のギタリストとして活動。2020年1月には地元岩手県の1200人キャパのホールでワンマンライブを成功させた。
2017年にワールドスケープ入社。「スマートオーディション」の事業責任者や、開発案件の進行管理など主にディレクター業務を担当。2019年には「カラオケ配信サービス」の機能追加リニューアルを3ヶ月でリリースするプロジェクトの責任者も務めた。

株式会社ワールドスケープ概要

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。
音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

 

弊社ではメディアの方の取材お申し込みを随時受け付けております。下記問い合わせ先にご連絡ください。

 

<報道関係者 お問い合わせ先>

株式会社ワールドスケープ 担当:齊藤

E-mail  info@world-scape.net

株式会社ワールドスケープが運営する音楽活動支援プラットフォーム「Frekul」がアップデートされ、Frekul残高を使ってサービスを購入することができるようになりました。

今回のアップデート詳細

Frekul登録アーティストの方々がFrekulを通じて収益を得た場合、「Frekul残高」という通帳のようなページに記録されます。
これまではこの残高は、銀行口座に引き出すことしかできませんでした。
しかし、今回のアップデートによってカラオケ配信サービスなどの「サービス購入」に残高を充当することが可能となりました。

 

「音楽活動で収益を得て、それをまた音楽活動に再投資していく。これを繰り返していくことで、アーティストの皆さまの活動がより拡大したり、よりワクワクするものになっていく。」
という形をFrekul内で実現していけるように、これからも機能追加やサービス改善を続けてまいります。

1月末まで限定キャンペーンを開催

この新しい体験を1人でも多くのアーティストに体験していただきたいということで、キャンペーンを開始いたしました。

 

【キャンペーン対象者】
Frekul残高に1円以上が残っているFrekul登録アーティストの方
【エントリー方法】
2021年1月末までに「カラオケ配信サービス」を申し込み、その際に「Frekul残高を支払いに使用する」のチェックボックスをONにする
【特典内容】
お申し込み1曲につき1000円キャッシュバック
(2月上旬にFrekul残高に加算する形で還元いたいします)

 

あなたの曲をカラオケに入れる機会としては、とても良い機会かと思います。
印税も受け取れる仕組みがございますので、アーティストの方はぜひご検討ください。

 

Frekul残高:https://frekul.com/balances/report

カラオケ配信サービス:https://frekul.com/karaoke_orders/

 

「カラオケ配信サービス」とは

あなたが作った曲を、全国のJOYSOUNDで歌えるようにするサービスです。
オリジナル曲がある方なら誰でも利用することができ、印税も受け取ることができます。

 

WEBページからお申し込みいただき、素材提出や契約関係も全てオンラインで完結するため、郵送や印鑑などの面倒なご対応は一切不要です。

※印税とは著作権者が著作権使用料として出版社などから受け取る金銭
※JOYSOUNDとは…株式会社エクシングが運用する、業務用通信カラオケのシリーズの総称
Frekulとは…株式会社ワールドスケープが開発運営する「バーチャルプロダクション」というコンセプトの音楽活動支援WEBサービス

株式会社ワールドスケープ概要

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。
音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

 

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<報道関係者 お問い合わせ先>

株式会社ワールドスケープ 広報担当:海保

E-mail  info@world-scape.net

株式会社ワールドスケープは、2020年11月1日付で本店所在地を変更いたしました
新所在地は下記です。

 

〒125-0052
東京都葛飾区柴又3-4-12 グランテラス201

 

お客様、お取引先様並びに関係者の皆さまにはお手数おかけいたしますが、お間違いのないようよろしくお願いいたします。

移転の背景

昨今の情勢の影響を受けて当社は2020年3月頃より原則リモートワークの体制となっており、そこから数ヶ月が経過しましたが「今後もリモートワークで何の問題もない」という判断にいたりました。

 

リモートワークが前提となることにより、オフィスのあるべき姿や求められる要素は変化します。
改めてゼロベースでそれらを検討した結果、移転を決めることとなりました。

 

今回の移転により、これまで以上のスピード感とクオリティを持って、新たなチャレンジを続けていけると確信しております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。
音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

 

弊社ではメディアの方の取材お申し込みを随時受け付けております。下記問い合わせ先にご連絡ください。

 

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株式会社ワールドスケープ 広報担当:海保

E-mail  info@world-scape.net

株式会社ワールドスケープ(本社:東京都新宿区 代表取締役:海保けんたろー)が開発運営するFrekulの「カラオケ配信サービス」がバージョンアップしました
これにより、歌抜き音源を自前で用意できないアーティストの方でも、カラオケ配信を実現することができるようになりました。

「カラオケ配信サービス」バージョンアップ詳細

「カラオケ配信サービス」とは、誰でも自分のオリジナル曲を全国のJOYSOUNDに配信し、歌えるようにできるサービスです。
サービス開始より大変ご好評いただいており、2020年7月10日までに2,927曲をカラオケ配信させていただきました。

 

これまではお申し込み時に
・歌入り音源(または映像)
・歌抜き音源
・歌詞
の3点をご用意いただくことが必須でしたが、今後は歌抜き音源が何かしらの事情でご用意できないアーティストの方でもお申込みいただけるようになりました。

 

ミキシングの際にデータを受け取らなかった、完成音源のCDしか残っていない、などの理由でカラオケ配信をあきらめざるを得なかったアーティストの方に、ぜひご利用いただきたいです

「カラオケ配信サービス」とは

あなたが作った曲を、全国のJOYSOUNDで歌えるようにするサービスです。
オリジナル曲がある方なら誰でも利用することができ、印税も受け取ることができます。

 

WEBページからお申し込みいただき、素材提出や契約関係も全てオンラインで完結するため、郵送や印鑑などの面倒なご対応は一切不要です。

 

サービスURLhttps://frekul.com/karaoke_orders/

バージョンアップの背景

今回のバージョンアップが実現できた背景にはAIの進歩があります。

 

これまで「歌入り音源からうまく歌だけを抜く」という技術は精度があまり高くなく、歌が残ってしまったり楽器の音質が変わってしまったりなど様々な問題がありました。

 

AIが進歩することによってこの技術が向上し、カラオケを楽しむ音源として十分使えるようになったと判断できたため本バージョンアップを公開することができました。

 

一部の人気アーティストしかカラオケに入らない、というのはもう昔の話です。
多くのアーティストが自分の曲をカラオケに配信し、ファンや友人がそれを楽しむことができて、本人は印税を受け取ることができる、そういった新しい様式をこれからも広げていきたいと考えています。

 

カラオケ配信サービス by Frekul

 

※印税とは著作権者が著作権使用料として出版社などから受け取る金銭
※JOYSOUNDとは…株式会社エクシングが運用する、業務用通信カラオケのシリーズの総称
Frekulとは…株式会社ワールドスケープが開発運営する「バーチャルプロダクション」というコンセプトの音楽活動支援WEBサービス

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。
音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

 

弊社ではメディアの方の取材お申し込みを随時受け付けております。下記問い合わせ先にご連絡ください。

 

<報道関係者 お問い合わせ先>

株式会社ワールドスケープ 広報担当:海保

E-mail  info@world-scape.net

株式会社ワールドスケープ(本社:東京都新宿区 代表取締役:海保けんたろー)が提供している、誰でもカラオケに自分の曲を入れることができ、印税を受け取ることができる「カラオケ配信サービス」の申込増額が、前月比の2.14倍になったことをお知らせいたします。

 

サービス開始後、申し込み総額が前月比2.14倍に

2019103日より提供開始した「カラオケ配信サービス」ですが、リリース直後から多くのアーティストより申込いただき、201910月の申込総額が前月比の2.14倍になりました。また、申込曲数も1.68倍になりました。

印税を受け取ることができるサービスの開始前からカラオケ配信へのニーズは窺えましたが、このサービス開始後のアーティストの反応や数字の伸びなどから「印税を受け取れる」ということへの重要性を感じる結果となりました。

「カラオケ配信サービス」とは

自分のオリジナル曲を、全国のJOYSOUNDで歌えるようにするサービスです。

オリジナル曲があるアーティストなら誰でも利用することができ、印税も受け取ることができます。また、テレビやラジオで流れた場合も印税を受け取ることができます。

URLhttps://frekul.com/karaoke_orders/

これまでも、自分の曲をカラオケに入れることができる「かんたんカラオケ配信」というサービスを提供してきましたが、そのサービスをリニューアルし、カラオケで自分の曲が歌われた際に印税を受け取ることができる様になりました。

 

「カラオケ配信サービス」登録方法

カラオケ配信サービスは、まずFrekulに登録していただき下記の4ステップで申し込んで頂くだけで利用可能です。

  1. 申し込み
  2. プランを選んで、お支払い

    〈印税を受け取るプラン〉¥19,000(税込み)

    〈印税を受け取らないプラン〉¥14,000(税込み)

  3. 素材(曲)の提出と、著作権の手続き
  4. あとはカラオケ店で歌われて、印税が入るのを待つだけ

 

※印税とは著作権者が著作権使用料として出版社などから受け取る金銭

※JOYSOUNDとはエクシング(ブラザー工業グループ)が運用する、業務用通信カラオケのシリーズの総称

Frekulとはアーティストの音楽活動を支援する「バーチャルプロダクション」というコンセプトのWEBサービスで、現在14000組以上のアーティストに登録いただいております

 

カラオケ配信サービス利用者の声

《シンガーソングライター:Aさん》

カラオケは事務所に入っていたりとか、売れている人しか入れられないと思っていました。インディーズの自分の曲をこんなに簡単な入力をするだけでカラオケに入れられてびっくりしました。

ちゃんと印税もいただけるので、活動のモチベーションにもなります!

《バンド・ギタリスト:Bさん》

ちょうど新曲のミュージックビデオを公開したばかりだったので、その動画を使って申し込みました。

必要な素材を提出するだけであっという間に配信されました。印税も入ってくるし、ファンのみなさんも喜んでくれたので、他の曲も配信しようと思っています。

 

 

代表コメント

ワールドスケープ代表取締役 海保けんたろー

想像していた通りでした。アマチュアを含む、多くの音楽家が「自分の曲をカラオケに入れたい」と考えていること。そしてそれは「ちゃんと印税がもらえる形であってほしい」こと。

それが数字となって現れて、少しホッとしています。

20199月と10月を比較すると、申込総額が2.14倍、申込曲数が1.68倍になりました。ご利用くださったアーティストの皆さま、本当にありがとうございます。

そして我々は、これを今後3ヶ月でさらに2倍にするつもりです。

それでも、まだ入り口に過ぎません。

現在JOYSOUNDには30万曲以上が配信されていますが、世の中にはもっとずっとたくさんの曲が眠っています。

下北沢の小さなライブハウスでふと耳にした、心に残る曲。

今は活動休止してしまったアーティストの、隠れた名曲。

そういう曲が当たり前にカラオケに入っている世界は、もうすぐです。

 

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。

音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

 

弊社ではメディアの方の取材お申し込みを随時受け付けております。下記問い合わせ先にご連絡ください。

 

<報道関係者 お問い合わせ先>

株式会社ワールドスケープ 広報担当:田尻

E-mail  info@world-scape.net

 

株式会社ワールドスケープ(本社:東京都新宿区 代表取締役:海保けんたろー)は、インディーズアーティストや音楽系企業に提供しているWEBサービス「Frekulで、”誰でも”カラオケに自分の曲を入れることができ、「印税」を受け取ることができる「カラオケ配信サービス」を2019103日より開始します。

 

印税とは著作権者が著作権使用料として出版社などから受け取る金銭
Frekulとはアーティストの音楽活動を支援するWEBサービスで、現在13000組以上に登録いただいております。

 

「カラオケ配信サービス」とは

自分のオリジナル曲を、全国のJOYSOUNDで歌えるようにするサービスです。

オリジナル曲があるアーティストなら誰でも利用することができ、印税も受け取ることができます。また、テレビやラジオで流れた場合も印税を受け取ることができます。

URLhttps://frekul.com/karaoke_orders/

これまでも、自分の曲をカラオケに入れることができる「かんたんカラオケ配信」というサービスを提供してきましたが、そのサービスをリニューアルし、カラオケで自分の曲が歌われた際に印税を受け取ることができる様になりました。

 

「カラオケ配信サービス」の使い方

利用方法はわずか4ステップ。音楽活動に忙しいアーティストにも簡単にご利用いただけます。

1.申し込み

2.プランを選んで、お支払い

 〈印税を受け取るプラン〉¥19,000(税込)

 〈印税を受け取らないプラン〉¥14,000(税込)

3.素材(曲)の提出と、著作権の手続き

4.あとはカラオケ店で歌われて、印税が入るのを待つだけ

 

カラオケ市場の動向

「カラオケ離れ」と言われることもありますが、実際は娯楽の多様化が進む中で微減はしているものの、ほぼ横ばいと言えます。

カラオケ参加人口とカラオケボックスルーム数の推移

(出展:一般社団法人全国カラオケ事業者協会)

 

弊社が既に提供していた「かんたんカラオケ配信」の利用者も年々増加傾向にあり、カラオケ配信へのニーズもうかがえます。

かんたんカラオケ配信の売上推移(2019年は9月末実績+予測)

 

 

好きなことで生きていく時代に

近年、Youtubeで生計を立てるなど「好きなことで生きていく」という生き方を選択する人をよく目にするようになりました。それは、あらゆるサービスがプラットフォーム化し、誰でも好きなように動画を配信したり、書きたいことを書いたりするだけでお金をもらえる仕組みが増えてきているのが要因の一つです。

今回リリースした「カラオケ配信サービス」は、音楽を作る人が音楽で生計を立てられる可能性を広げるサービスです。

URLhttps://frekul.com/karaoke_orders/

 

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。

URLhttps://world-scape.net/

 

弊社ではメディアの方の取材お申し込みを随時受け付けております。下記問い合わせ先にご連絡ください。

 

<報道関係者 お問い合わせ先>

株式会社ワールドスケープ 広報担当:田尻

E-mail  info@world-scape.net

キマグレンのISEKI氏が主催し、今年で12周年目となる冬の音楽の祭典「毎日がクリスマス」。
毎回多くのアーティストが出演し、冬の定番となっている人気の音楽イベントです。
その「毎日がクリスマス」と「Frekul」がコラボし、スマートオーディション登録者からオープニングアクトが選ばれることになりました。アーティストにとっては多くの人に認知してもらう絶好のチャンスです。ぜひご応募ください。

 

「毎日がクリスマス」とは

2019年12月8日~25日にかけて横浜の赤レンガ倉庫で行われる音楽イベント。
現在第1弾アーティストとして、ACIDMAN、かりゆし58、KEYTALK、GLIM SPANKY、SURFACEなど21組のアーティストが出演決定しています。
イベント詳細:http://holynight.jp/

「スマートオーディション」とは

音楽活動支援サービス「Frekul」が提供している、オーディションサービス。
スマートオーディションに曲を登録するだけで、一度に数十社の音楽事務所やレコード会社にアピールすることができます。
提携先企業からも「新人発掘を効率よくサポートする存在」としてご好評いただいています。
スマートオーディションURL: https://frekul.com/smart_audition

応募方法

 

■応募条件
・「毎日がクリスマス」のオープニングアクトとして出演したい、オリジナル曲で活動中のアーティスト
・「毎日がクリスマス」期間中に会場まで来場し、ライブを行うことができるアーティスト(交通費、宿泊費などは自己負担となります)

 

■応募方法
・下記の応募期間中に「スマートオーディション」にエントリーを行ってください。
※すでにスマートオーディションにエントリー済の方は、期間中に同じURLから設定に進み、情報を最新のものに更新して「保存して完了」を押せば応募できます。

 

■応募期間
2019年9月14日~2019年9月21日

 

■結果通知
オープニングアクト候補として選ばれたアーティストにのみ、10月15日までにFrekulからメールをお送りいたします。

 

代表コメント

■ワールドスケープ代表取締役 海保けんたろー


当時まだ世に知られていなかったキマグレン。横浜のスタジオに集まって一緒に深夜練習していたのをとてもなつかしく思います。
あの時はお互いただのミュージシャン同士だったISEKIくんと、全く別の形で、でも似たようなテンションで、また共に新しい挑戦できることがとても嬉しいです。
この取り組みがきっかけとなり、Frekulから新しいスターが生まれますように!

 

■「毎日がクリスマス」主催者 ISEKI氏

海保とは、いつかまた一緒に仕事したいなとずっと思っていたよ
お互いミュージシャンであり、クリエイターであり、経営者でもあるという同じ境遇の2人である日飲みながら夢を語ってここに至りました
俺たちはただ良い音楽を聴きたいだけ
新しい音楽は生まれ続けていて僕らの活動がその一助になればいいな。と思っています
是非遊びの延長で参加してください

 

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。
URL:https://world-scape.net/

 

< 取材などについては、下記問い合わせ先にご連絡ください。>

報道関係者 お問い合わせ先

株式会社ワールドスケープ 広報担当
E-mail: info@world-scape.net
担当:田尻

株式会社ワールドスケープ(本社:東京都新宿区 代表取締役:海保けんたろー)は、アーティストや音楽系企業に提供しているWEBサービス「Frekul(フリクル)」に、新たに「誰でも『印税』を受け取ることができるサービス」を追加すべく開発を開始しました。

開発の経緯

ワールドスケープ社は「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げています。
これまでに、音楽活動支援サービス「Frekul」を通じて誰でもかんたんに自分の曲をカラオケに入れることができる「かんたんカラオケ配信」、誰でも無料でAppleMusicやSpotifyなどに曲を配信できる「音楽配信サービス」、数十社の事務所やレコード会社にアピールできる「スマートオーディション」といった機能を提供し、一部の選ばれたアーティストにだけ提供されていた機能を、多くのアーティストに提供するため尽力してきました。

 

「かんたんカラオケ配信」により、誰でも自分の曲をカラオケに入れることができるようになったものの、現状の音楽業界では『多くの印税が発生する見込みのあるアーティスト』以外は自分の曲が歌われても印税を受け取ることができないことがほとんどです。

 

今回弊社が開発しているサービスがあれば、まだ有名ではない駆け出しのアーティストでも、カラオケで自分の曲が歌われた際に印税を受け取れるようになります。

サービスの概要

通常は作曲などを手掛けたアーティストが、音楽出版社と契約を結び、JASRACやNexToneなどを通して印税を受け取っています。契約には事務的工数がかかるため、ある程度の額の印税が入ることが見込まれる曲のみが対象になっています。※図1

 

今回開発しているサービスでは、音楽出版社の役割をワールドスケープ社が担い、契約を完全にペーパーレス化するため事務的工数も最小限に抑えられます。
このことから、ある程度の額の印税が見込まれる有名アーティストでなくても契約が可能になり、印税が受け取れるようになります。

 

また、曲の権利のすべてを音楽出版社が管理することが一般的ですが、本サービスでは「通信カラオケ」と「テレビ・ラジオなどでの放送」に関する部分のみ契約することで、アーティスト自身が今後も曲を自由に扱うことができるようにします。※図2
これにより、「JASRACなどに委託してしまうと自分の曲なのに好きに使用することができない」と悩んでいたアーティストにとってもメリットのあるサービスになっています。

 


印税とは…著作権者が著作権使用料として出版社などから受け取る金銭
Frekulとは…アーティストの音楽活動を支援する「バーチャルプロダクション」というコンセプトのWEBサービスで、現在13000組以上のアーティストに登録いただいております
音楽出版社とは…音楽作品の著作権管理・プロモーションなどを行う企業
JASRACやNexToneとは…音楽作品の利用者から利用料を回収して権利者に分配するための著作権管理団体

▼図1 一般的な契約

▼図2 本サービスでの契約

代表コメント

Frekul登録アーティストの皆さまに特にご好評いただいている機能のひとつが「かんたんカラオケ配信」です。元々は一部の限られたアーティストだけに与えられていた「カラオケに曲を入れる」という選択肢。それを多くのアーティストにご提供しております。
しかしこのサービスには欠点がありました。
それは「アーティストが独自に音楽出版社と契約しない限り、カラオケで歌われても印税を受け取ることができない」という点です。そして音楽出版社と契約できるのは一部の限られたアーティストだけ。つまり「カラオケ配信は誰でもできるようになったけど、印税を受け取れるのは依然一部のアーティストのみ」という片手落ちの状態だったのです。
今回、著作権管理団体であるNexTone社のご協力を得て、この問題を解決することができました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」
この新サービスにより我々がまた一歩、この最終目標に近づくことができることを確信しています。サービスの公開を、どうぞお楽しみにお待ちください。

 

株式会社ワールドスケープ 代表取締役 海保けんたろー

株式会社ワールドスケープについて

「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」をミッションに掲げる、音楽系IT企業。音楽支援サービス「Frekul」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」など、音楽関連アプリの開発・運営を行う。
URL:https://world-scape.net/

 

< 弊社代表への取材や、開発中のシステムの素材提供なども可能です。下記問い合わせ先にご連絡ください。>

報道関係者 お問い合わせ先

株式会社ワールドスケープ 広報担当
E-mail: info@world-scape.net
担当:田尻

音楽系IT企業・株式会社ワールドスケープ(代表取締役:海保けんたろー)は、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」のAndroid版を2019年5月30日に公開しました。

これによりiPhone・iPad・Androidなど、国内のスマートフォン・タブレットのほとんど全てでご利用いただけるようになりました。

> Simple BGM紹介サイト
> App Store(iOS版)
> Google Play(Android版)

Simple BGMとは?

Simple BGMは、業界最安の500円/月(無料トライアルあり)でご利用いただける「店舗用BGMアプリ」です。

お持ちのスマートフォンやタブレットにアプリをインストールして、スピーカーにつなぎ、「カフェ/ バー / ヘアサロン / マッサージ / ジャズ」などのチャンネルを選択するだけで素敵なBGMを毎日ご利用いただけます。

流れる音楽は全てFrekulから提供を受けているため、JASRACなどとの別途契約および支払いが不要です。(「業界最安」は当社調べ)

iOS版の歩み

2017年9月に公開したSimple BGMのiOS版は、おかげ様で大変ご好評いただいております。

▼ご利用店舗数の推移

多くの方のご要望を受けて、この度Android版を開発いたしました。

これをきっかけにより多くの店舗様に、安価で快適なBGMをお届けできることを期待しております。

韓国語対応

全体の5%程度ではあるものの、日本以外の国でもアプリのダウンロードが行われていることを鑑みて新たに韓国語に対応いたしました。

これで日本語・英語・韓国語の3ヶ国語でご利用いただけることとなりました。
今後も国内と並行して海外店舗での利用促進を進めてまいります。

アーティスト分配率引き上げ

2019年5月分より、楽曲を提供してくださるアーティスト様への分配率を引き上げました。

今後とも、店舗様に素敵なBGMをご提供すると同時に、アーティスト様にお戻しできる収益を拡大させていく所存です。

> Simple BGM紹介サイト
> App Store(iOS版)
> Google Play(Android版)

【会社概要】

社名  : 株式会社ワールドスケープ(Worldscape.Co.Ltd.)
所在地 : 東京都新宿区四谷2-5-1 梓ビル202
代表者 : 代表取締役社長 海保けんたろー
設立  : 2011年2月3日
資本金 : 9,899,700円
URL  : http://world-scape.net/

『実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る』をミッションに掲げる音楽系IT企業。
音楽活動支援サービス「Frekul」、パーソナルラジオ「Lumit」、店舗用BGMアプリ「Simple BGM」をはじめとして、音楽関連のアプリ開発(WEB / iPhone / iOS / Android)と運営を行っています。

【お問い合わせ先】

担当  :海保けんたろー
Mail  :info@world-scape.net

いつもお世話になっております。株式会社ワールドスケープ代表の海保けんたろーです。

 

本日5月2日は、当社の中心事業でもある音楽活動支援サービス「Frekulの公開記念日です。

おかげさまで2011年のスタートから8周年を迎えることができました。

 

ご登録いただいている11,000組を超えるアーティストの皆様、関係各社の皆様、そして何より社内メンバーのみんな、本当にありがとうございます。

 

せっかくの記念日ということで、各種データを交えながらこれまでの歩みを振り返ってみようと思います。

ただのバンドマンがいきなり起業したドタバタストーリーを楽しんでいただくと同時に、音楽系で起業を検討している方への参考にもなればと思っています。

当然の最悪のスタート

まずはいきなりですが、Frekulアーティスト登録数の推移グラフをご覧ください。

以前「累計登録アーティスト数」の推移グラフは公開したことがありましたが、これは「月間新規登録アーティスト数」の推移になります。

ご覧の通り、お陰様で特にここ数年は本当に多くの方にご登録いただいています。

逆に言えば、最初の頃いかに苦しんだかというのもなんとなく伝わると思います 笑。

 

2011年2月にただのバンドマンだったぼくたちは、熱い想いと、緻密な計算に基づいて起業したつもりでした。

 

しかしWEB開発経験どころか社会人経験自体がゼロの3人による起業です。

いきなりうまくいくはずもなく。

 

2011年5月に公開したFrekulはいきなり不具合を連発。

毎日たくさんの苦情や問い合わせのメールが届き続けます。

 

そして売上もゼロ。

最初に興味を持って登録してくれたアーティストのほとんどは離れていきました。

(2011年8月の月間登録アーティスト数は3組でした…笑)

 

ほぼボランティアで手伝ってくれていたエンジニアもいなくなり、最初に用意した貯金もほぼなくなります。

 

きっと「ぼくらなら上手くやれる」という思い上がりがあったのでしょう。

「ぼくに経営者としての才能はなかった」という気持ちに毎日打ちひしがれていました。

蘇生

ありがちですが、こんな状況を救ったのは人との出会いでした。

 

ライブハウスで偶然知り合ったエンジニアT。

出資を決めてくれた投資会社のSさん。

 

彼らの力により、ワールドスケープ社は再び呼吸をすることができるようになります。

Frekulの数々の不具合は徐々に解消され、次の手を考えることができるようになりました。

 

乱暴にまとめてしまえば、ここからやっと本当のスタートを切れたことで、今の場所まで走ってこれたと感じています。

 

Frekul登録アーティスト数という意味では、この8年間で転機となるポイントがいくつかありました。

 

2013年7月にJOYSOUNDを運営するエクシング社と提携させていただいて、Frekul経由でカラオケへの配信が可能になったこと。

 

2016年6月にはFrekul全面リニューアルを行って、Apple Musicなどへの配信が可能になったこと。

ちなみにこの時はチャットボット型のUIを採用するなどした結果、登録アーティスト数だけではなくアクティブ率も大幅に向上することになりました。

 

そして最大のインパクトがあったのは2018年8月に公開した、スマートオーディションです。

数十社の音楽事務所やレコード会社に一気にアピールできるという、ありそうでなかったこの仕組み。

企業の方から見ても「新人発掘を効率よく代行してくれる存在」というポジションをいただくことができ、大変ご好評いただいています。

音楽発見アプリ「Lumit」

時間軸は前後しますが、ぼくたち株式会社ワールドスケープの2つ目の自社サービスは、2015年2月にリリースした音楽発見アプリ「Lumitです。

 

アプリ自体は無料

今の気分を選択するだけで、それに合った曲が流れてくる。

流れてきた曲に対して「いいねボタン」「いまいちボタン」を押していくだけでLumitは学習して、あなた好みの選曲に変化していく。

という我ながら素敵なコンセプトのアプリです。

 

しかもLumitで流れるのは、Frekul登録アーティストの曲です。

つまり、Frekul登録アーティストにとっては「自分が動かないでも、新しいリスナーに自分の音楽を届けてくれる」ということになり、アーティストの宣伝を担うこともできるナイスな仕組みです。

「これは最高でしょ!」と思いながら夢中で完成させました。

 

ではLumitの月間総再生数の推移を見てみましょう。

ビジネス的に言うと、まずケタが2つくらい足りません

それでも地道に伸びを見せていたものの、少し前から完全にそれが鈍ってきています。

 

Lumitをリリースした当初はまだApple MusicもSpotifyも日本ではサービスを開始しておらず、そもそも無料で合法的に音楽を聴くことができるということ自体が少し新しいという状況でした。

その状況もすぐに変化し、Lumitは少しずつ苦しい立場に追いやられていってしまうことになります。

 

振り返ってみると最大の失敗は収益モデルが甘かったことだと考えています。

 

まずは無料で提供する。

ある程度ユーザーが増えてきたら、音声広告を挿入することによって広告収益を得る。

それに加えて「月額500円払うと広告が出なくなる」などの機能を計画していました。

 

しかし、音声広告を取り扱うプラットフォームが当時全く整備されておらず、Lumitのユーザー数もケタが足りなかったため、音声広告を挿入すること自体がいつまでもできませんでした。

となると、それを消すための有料会員というのも売れるはずがなく、売上が全く立たない状況が続くことになってしまいました。

 

収益化の見通しが立たなければ、会社としてはそこに人件費をかけ続けることはできません。

結果として、アプリの継続的な改善を続けることもできなくなってしまい、徐々にユーザーが離れていく原因にもなったと認識しています。

 

国立情報学研究所の方々など多くの方にご協力いただいたプロジェクトだったのに、狙った結果につなげることができませんでした。

やはりこれも経営者としてのぼくの未熟さによるもの。悔しい。

かんたんカラオケ配信

Lumitがなかなか収益を上げられないという状況を踏まえて、ちゃんと売上が立つサービスを作ろうと考え出したのが「かんたんカラオケ配信」です。

 

それまでもJOYSOUNDに配信できるという機能はFrekul内にあったのですが、売上の立つサービスとしては整備されていませんでした。

そこで「かんたんカラオケ配信」という分かりやすいパッケージに再構築し改めて、JOYSOUNDとの協業をさせていただくことになりました。

下記は、かんたんカラオケ配信の売上推移です。

ご覧の通り波はあるものの、売上が向上してきています。

 

やはりこうやってお金が入ってくる仕組みをしっかり作ることができれば、課題も継続的に解消することができ、それがさらなるリピーターを呼ぶことになり、良いサイクルが出来ていくんだなと実感することになりました。

 

よく著名経営者の本やインタビューなどで「お客さまのことを第一に考えて」とか「お客さまの笑顔のために」みたいなことを書いてあるじゃないですか。

ぼくは元々はそういうのを見て「しらじらしいな…ほんとは自分たちが儲けたいって思ってるくせに…」とひねくれた捉え方をしているタイプでした。

 

それはある意味合っていて、ある意味間違ってたんです。

 

お客さまのことを第一に考えてサービスを作れば、リピーターや口コミが生まれて結局自分たちが儲かる

自分たちが儲かれば、それを再投資することでサービスが改善されてお客さまの笑顔を作ることができる

「お客さまの喜び」と「自分たちの儲け」は全く相反するものじゃなかったんです。

 

それをやっとこのサービスを通して、実感として知ることができました。

今更ですかね?

ぼくも今更かよ、と思います。

でも、体感することができて本当に良かった。

 

お陰様で「かんたんカラオケ配信」は今も好評をいただいている、自慢のサービスです。

店舗BGMアプリ「Simple BGM」

前述の通り2016年6月にFrekulをリニューアルし、その次の一手を考える中で第3の自社サービスとして誕生したのが店舗BGMアプリ「Simple BGMです。

2017年9月にリリースしたこのアプリで、実質ほぼUSEN一択となっていた店舗BGMというマーケットに飛び込みました。

 

Frekul登録アーティストの曲を店舗BGMとして使っていただくことで、いい座組が作れるんじゃないか?という発想からスタートしています。

 

「無料で提供して一気に店舗数を取るんじゃ〜!」ということも考えましたが、そこはLumitの反省を生かして月額500円の有料サービスとしました。

それでもUSENと比べて大幅に安い価格を武器に、主にネット上での拡散を狙いました。

Simple BGMの売上推移は下記です。

月額積み重ね型のビジネスモデルということもあり、お陰様でとても安定的に伸び続けています。

 

収益の一部はFrekulを経由してアーティストに還元しているので、

アーティストはFrekulに曲をアップしておくだけでお金が入ってくる

当社にもお金が入ってくる

店舗の方は安い価格でいい感じのBGMが導入できる

という、三者が幸せになる本当にいい仕組みが作れたなあと自画自賛しております。

 

とは言えまだまだマーケット全体から見たらほんの弱小サービス。

今後も改善を続けて、広げていければと思っています。

これから

8年。

もはやスタートアップと言えないほど時間が経ってしまいましたし、8年かけても社会に与えた影響はまだこの程度か、と日々悔しい気持ちでおります。

 

しかしそれでも、ビジネスもWEBも何も分からないバンドマンたちが急に立ち上げた会社がここまで続いているのは本当に、これを読んでくださっているあなたのような方々のおかげに他なりません。

 

ご覧いただいたように、特にここ数年は数字が伸びてきています。

これから「もっと大きな事に挑戦できる!」と未来に夢が持てている状況を本当に幸せに思います。

 

これからもより多くのアーティストにFrekulに登録してもらうことと、そして彼らに登録して良かったと今以上に強烈に思ってもらうことにフォーカスした努力を毎日毎日続けていきます。

そして創業時から変わらないミッション「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」を必ず実現します。

 

長文をここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

2019年5月2日 株式会社ワールドスケープ代表取締役 海保けんたろー

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おまけ

●採用について

現在積極的な採用は行っておりません。

ただし何らかの専門的な技術や知識をお持ちで、当社に価値を発揮できると考えてくださる方はご連絡いただけると幸いです。

こちらの問い合わせフォームよりお願いいたします。

 

●資金調達について

黒字化しているため緊急の資金需要はありませんが、当社にスピードや新しい武器を与えてくださるVCおよび事業会社からの調達は常に前向きに検討しております。

興味を持ってくださる担当者様がいらっしゃれば、こちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

●取材について

当社は現状、専任の広報担当者がいないためPR力の不足を感じております。

我々の想いやストーリーを魅力的に描いてくださる記者様、ライター様、ブロガー様などいらっしゃればぜひご連絡ください。できるだけご協力させていただきます。

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